ブログ道|これからのSEOはセオリーの逆を行くべきか?Googleの怒りの「医療・健康」サイト制裁から思う事

2017年12月12日

健康・医療サイト Google 検索順位

こんにちは「じぇっつ兄(@jetskyou)」です。

今回はGoogle怒りのオオナタ「医療・健康」サイトの検索掲載順位の激変と、実際に医療・健康サイトの被害(?)になった私からの感想、今後のSEOに関して思う事をつらつらとお伝えしていきます。

WELQ事件から約1年。Googleがニセ医療サイト絶滅へ本格的に乗り出す

1年前にDeNAが運営する医療サイト「WELQ」が医療に素人のライターを大量に雇い、根拠の無い医療記事を量産していた事件がありました。

中でも酷いのが「肩こりは幽霊のせい?」という医療でも何でもないふざけた記事で、JETS狂の宴 でも エイプリルフールのネタにしました。

【某 医療系】ファンブルは幽霊が原因のことも?

 

この事件を発端にWELQは閉鎖に追い込まれ、Googleもキュレーションサイト(まとめサイト)への評価付けを厳しくおこない、「NEVERまとめ」の表示順はかなり下に落ちました。

そして近日、Googleはまたしても大規模な表示順の変更、いわゆる「パンダアップデート」を実施。これにより「医療・健康」関連サイトの検索順位が激変したのです。

当然、Googleがサイトにどのような評価付けを行っているかは公開されておりませんが、今回のパンダアップデートの凄まじさは、直ぐに分かります。

私、1年前に左に肉離れを起こして、そのときに「肉離れ」で検索すると、よくあるベタなブログ構成のサイトがいっぱい表示されたのですが、今回は右足を「肉離れ」したので、シークレットモードにて再度「肉離れ」で検索をすると・・・・

SEO 医療・健康サイト 検索結果 SEO

以前の検索結果の画像が無いので比較に説得力が無いのですが、とにかく1年前に参考にしたサイト達が2ページ目以降にも全く存在しない結果となりました。

たしかに今回上位に表示されたサイトはいかにも専門医であり、対処方法が同じで簡潔に対処方法を記載しており、かなり信頼度がありました。

 

前回参考にしたサイトも言ってる事は似たような感じだったのですが、とにかく文字数を増やすためだけにグダグダに長い文章を加えて、文章中にもところどころアフィリエイトのリンクを貼り、結局はどう対処すればいいのか分かりづらい内容だったことは覚えています。

おかげで似たようなサイトを何度も検索し、変なプロテインを購入したにも関わらず肉離れも長引きました。(症状にもよりますけど)

 

今回のパンダアップデートによって、エセ医療サイトやサギ的な健康食品サイトは大きな被害を被るでしょう。

Googleアドセンス(Adsense)を使ったとしても、近年は健康・美容 関連はかなり審査が厳しく、ほぼ通りません。フェイスブックやインスタグラム、またはLINEなどSNSから広告を打つしか手がなくなりますが、Googleの自然検索に比べてうさんくささは消せません。

ついでに言うとAmazonや楽天モールも近年は健康食品に厳しいらしく、これまで効果の無いにも関わらず誇大広告で設けてきた健康食品サギ師は滅亡の一途をたどるでしょう。

なので、今回のGoogleのオオナタはユーザーにとってかなり有益なものになったと思います。

めでたしめでたし。

この展開から今後のSEO対策の方向性を考える。

しかし!今回の事でふと頭をよぎったのが「このようなオオナタを他のジャンルにも振るったらどうなる?」という事です。

 

「肉離れ」の検索結果でWiki以外でトップになった「「肉離れ」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる」の見た目は実にシンプルで一昔前のサイトのようです。

去年、「肉離れ」の検索順位の1位であったブログのようにアフィリエイトのリンクやアドセンス(Adsense)等の広告は無く、企業サイトに近い構成になっています。記事の冒頭に大きな写真を入れるアイキャッチもありません。

このサイトをスマホで見ると各ページはサイドバーやヘッダーのナビが消えて、一見してレスポンシブのように見えるのですが、ナビが消えるだけでハンバーガーメニュー等のボタンはありません。

そして、肝心のTOPはPCと同じ表示で横にもスクロール可能。完全にスマホには対応していないようです。

つまり、Googleがこれまで進めてきた「スマホサイト重視」から外れるのです。加えてこのサイトはGoogleが一番に推奨しているSSLではありません。

「医療・健康サイト」の検索結果の改変に対して、Googleは「権威あるサイトを重んじた」と聞きましたが、高価なSSL認証を使っていない非SSLページが検索TOPになったということは、「権威」の基準がイマイチ分かりません。

この結果を見て感じた事は、将来的にブログの王道的な手段である「文字数は1000文字以上(最近は2000文字?)」「画像やグラフをふんだんに使った包括的内容」「キーワードを盛ったディスクリプション」などの手段は効果が無くなるどころか、もしかしたら王道のSEO対策をやりすぎると逆にアクセスを狙ったあざといサイトとしてペナルティを食らい、さらにはアフィリエイトのタグを貼りまくっているのも悪質のサイトとして1つの判断材料にされる可能性があるかと思いました。

以上の事は私の憶測なのですが、今回の検索結果の激変を目の当たりにして、テクニックに偏った露骨なホワイトハックのやりすぎは逆にペナルティ化するという事もあるんじゃないかと思った次第です。

 

昔は「分からない事はGoogleで調べろ」という言葉が通用したのですが、今ではアクセス数を増やすためだけに専門家でも何でもライターを名乗るパクり野郎が、Googleのホワイトハックに沿ってゴミみたいな記事を量産したので、検索結果もゴミみたいな情報ばかりになる事が目立ちます。

それだけに、今回の表示順位の改正は非常に有意義なものであると身を持って実感しました。それだに、このオオナタは他のジャンルへも振るわれる可能性は高いと思います。

 

Googleの新化は止まることなく、今回の事件でSEO対策の王道パターンは通用しないケースが発生することが分かりました。これが進み続けるとSEO対策というものは死語になりそうです。

ではでは。

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